退去前の掃除|敷金トラブルを減らすための現実的なポイント

退去前の掃除|敷金トラブルを減らすための現実的なポイント

退去前の掃除で“やりすぎず損しない”ためのポイントを整理。敷金精算で見られやすい場所、水回り・キッチン・床の優先順位、写真の残し方、やらなくていいこと、業者クリーニングとの境界線まで解説します。

退去前の掃除|敷金トラブルを減らすポイント

退去前の掃除は「頑張れば頑張るほど得する」とは限りません。

実際には、

  • やっても評価されにくい場所
  • やっておくと精算トラブルが減る場所

がはっきり分かれます。

だから大事なのは、気合いよりも優先順位です。

この記事では、敷金トラブルを減らすために「ここだけは押さえる」掃除ポイントを現実的にまとめます。

結論:掃除は「水回り」「キッチン」「床と壁の目立つ汚れ」。この3つを押さえれば十分

退去前掃除の最優先

  1. 水回り(風呂・洗面・トイレ)
  2. キッチン(コンロ周り・換気扇の表面)
  3. 床の汚れと髪の毛(目立つ部分だけでOK)

「全部ピカピカ」は不要です。見られやすい場所だけ押さえるのが最短です。

退去前掃除チェックリスト(最低限)

最低限やるチェック

  • 風呂:排水口・床のぬめり・鏡の水垢(軽く)
  • 洗面:ボウル・蛇口まわり・排水口
  • トイレ:便器の内側・床の髪や埃
  • キッチン:コンロ周りの油・シンクの水垢
  • 床:掃除機+拭ける範囲だけ拭く
  • 冷蔵庫・洗濯機の下:ゴミがあれば回収
  • ベランダ:落ち葉やゴミだけ除去

まず知っておく:敷金精算で見られやすいのは“汚れ”より“状態”

敷金精算で揉めやすいのは、掃除の細かさより、

  • 傷(壁・床)
  • カビ・油汚れの放置
  • 設備の破損・不具合

など「状態の悪化」に見えるものです。

考え方

短時間でも「放置していた感」を消すと、精算で揉めにくくなります。

水回り:排水口とぬめりだけで印象が変わる

風呂・洗面・トイレは、見た目の印象が精算トラブルに直結しやすいです。

完璧に落とす必要はありませんが、次を押さえると「放置感」が消えます。

  • 排水口の髪の毛・ゴミを取る
  • 床のぬめりを軽く落とす
  • 便器周りの汚れを軽く落とす

キッチン:換気扇は“分解しない”。表面とコンロ周りで十分

キッチンは油汚れが残っていると「放置感」が出ます。

ただし、換気扇を分解してまでやる必要はありません。

最短で効く場所

  • コンロ周り(油のべたつき)
  • 壁の油はね(目立つ範囲だけ)
  • 換気扇の表面(見える部分)
  • シンクの水垢(軽く)

床と壁:全部やらない。目立つ箇所だけでOK

床は、髪の毛・ホコリがあると一気に印象が落ちます。

掃除機をかけて、拭ける範囲だけサッと拭けば十分です。

壁はここだけ

  • 手垢が目立つドア周り
  • スイッチ周り
  • 汚れが明らかに見える箇所

写真は“掃除後”ではなく“状態の記録”として残すと強い

退去立ち会い前後で、気になる箇所は写真を残すと安心です。

狙いは掃除の証明というより、

  • 傷がいつからあったか
  • 退去時の状態がどうだったか

の記録です。

撮ると強い場所

  • 壁・床の目立つ傷
  • 水回り(カビが気になる場合)
  • キッチン(油汚れが気になる場合)
  • 設備(エアコン等)の状態

やらなくていいこと:ここに時間をかけると損しやすい

次は、時間の割に効果が薄い(または評価されにくい)ことが多いです。

  • 換気扇の完全分解清掃
  • エアコン内部の徹底清掃(表面の埃程度でOK)
  • 壁紙を新品みたいにするレベルの掃除

限られた時間なら、水回りと床に回した方が効きます。

プロに頼む境界線:時間がない/汚れが強いなら割り切る

掃除に時間を割けない場合や、汚れが強い場合は、無理に自力で完璧を狙うより、割り切った方がラクです。

ただし、どのみちクリーニング費用が契約で決まっているケースもあるので、契約条件を確認してから判断するのが現実的です。

まとめ:退去前の掃除は“印象の最低ライン”を超えるのが目的

退去前掃除は、完璧主義でやるほど疲れます。

水回り・キッチン・床の「放置感」を消して、状態を写真で残す。

このセットで、敷金トラブルはかなり減らせます。

次は、現状写真はどこを撮る?(退去・破損の証拠を残す)に進みます。

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