

引っ越し費用が跳ね上がる原因は、荷物量や距離だけではありません。
同じ条件でも「時期」だけで数万円単位で変わることが普通にあります。
特に、繁忙期に入ってから慌てると、選べない・比べられない・高いまま決まるの三重苦になりがちです。
この記事では、引っ越しが高い時期・安い時期の目安と、繁忙期でも損しにくい動き方を整理します。
引っ越しが高くなりやすいのは、需要が集中する時期です。
ざっくり言うと、3〜4月が突出して高い。それ以外の月は、同条件でも相場が落ち着きます。
| 時期 | 料金の傾向 | 起きやすいこと |
|---|---|---|
| 繁忙期(3〜4月) | 高い(上振れ幅が大きい) | 予約が埋まる/条件が選べない/強気価格 |
| 準繁忙期(2月・5月) | やや高い | 土日・午前便が先に埋まる |
| 通常期(6〜1月) | 安定(比較が効く) | 日程調整で下げやすい/選択肢が多い |
繁忙期で困る本質は「高い」より「選べない」です。相見積もりが取りにくく、条件も揃えにくいので、結果的に損しやすくなります。
繁忙期に高くなる理由は難しくありません。
よくある誤解
「交渉すれば何とかなる」は繁忙期ほど通用しません。
値引きよりも、条件を調整して“安い枠に入る”ほうが現実的です。
高い時期に引っ越す場合、最も効くのは「日程のずらし方」です。
| ずらし方 | 効果 | 現実的なコツ |
|---|---|---|
| 土日 → 平日 | 下がりやすい | 有給1日で動かせるなら強い |
| 午前便 → フリー便 | 下がりやすい | 到着時間が読めない代わりに安い |
| 月末 → 月中 | 下がりやすい | 家賃の都合は要調整 |
| 3月末 → 4月上旬/中旬 | かなり変わることがある | 入居日・退去日を交渉できると強い |
繁忙期は「日時の希望が強いほど高くなる」ので、優先順位を1つ決めて、他を緩めるのが勝ちパターンです。
通常期は相場が落ち着く一方で、別の詰まり方が起きます。
安い時期でも比較は必須
通常期は「比較が効く」ので、むしろ同条件で並べるだけで下がりやすい時期です。
日程を動かせない場合でも、次の条件は調整余地が残りやすいです。
繁忙期の価格は、交渉よりも「安い枠に入りやすい条件」に寄せるほうが結果が出やすいです。
繁忙期ほど「早取り」が効きます。
理由は単純で、早い段階なら安い枠・条件の良い枠が残っているからです。
| 状況 | 起きやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 早めに動く | 選べる枠が多い | 条件調整で下げやすい |
| 直前に動く | 高い枠しか残らない | 時間指定を外すなど条件を緩める |
直前でもできる現実解
「高い」よりも「枠がない」が致命傷なので、候補日を2〜3日出すだけでも改善することがあります。
引っ越しが高い時期は、需要が集中する3〜4月が中心です。
繁忙期で損しないコツは、交渉よりも日程・時間・荷物・オプションを調整して、安い枠に入りにいくこと。
そして最終的には、同条件で比較して「納得できる根拠」を揃えた上で決めるのが安全です。
次は、比較で失敗しないための「見積もりの取り方」を整理します。