

引っ越しで一番損が出やすいのは、「見積もりの取り方」を間違えた時です。
相場を知っていても、比較の仕方がズレると、安そうに見えるが結局高くつくことが起きます。
この記事では、初心者でも迷わないように、見積もり取得の順番と、比較で失敗しない注意点を整理します。
見積もりで失敗する原因は、だいたいこの2つです。
やることはシンプルで、「同じ条件」で複数社を並べるだけです。これで相場感と妥当性が一気に見えます。
比較を成立させるために、先に条件を1枚にまとめます。
これがあると、電話でも訪問でもブレが減り、見積もりが揃いやすくなります。
条件メモ(そのまま使える)
見積もり方法には主に2つあります。特徴を理解して使い分けると失敗しません。
| 方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 電話(オンライン含む) | 早い/手間が少ない | 荷物量が曖昧だとズレやすい |
| 訪問 | 精度が高い/当日追加が減る | 時間が取られる/日程調整が必要 |
初心者は「電話→比較→必要なら訪問」の順番がラクです。最初から訪問を入れると、スケジュールが詰んで比較が雑になりがちです。
相見積もりは多すぎても疲れます。少なすぎると相場が分かりません。
迷ったら、まずは3社を目安にしてください。
| 社数 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 2社 | 早い | 相場感が薄い(偏る) |
| 3社 | 相場が見える/比較が成立 | 最低限の手間 |
| 4〜5社 | より安い所が見つかることも | 連絡・調整が重い |
例外:こういう時は4社目を足す
一番ありがちな失敗は、見積もりの総額だけを見て、条件を読み飛ばすことです。
最低でも、次の項目は同じ目線で揃えて確認します。
| 確認項目 | チェック理由 | 見落とすと起きること |
|---|---|---|
| 含まれる作業範囲 | 「どこまでやるか」が会社で違う | 当日追加・自分で対応が発生 |
| オプションの内訳 | 同じ言葉でも中身が違う | 想定より高い/足りない |
| 時間指定の扱い | 指定の有無で価格差が出る | 高い便に固定される |
| 追加料金条件 | 「何があると増えるか」 | 当日になって増額 |
| 補償の範囲 | 破損時の揉めを防ぐ | 泣き寝入りのリスク |
見積もりは「値段」ではなく「契約条件」です。総額が近いなら、条件が明確なほうが安全です。
当日追加が起きるのは、条件が不明確なまま契約しているからです。
見積もり時点で、次の質問を投げるだけで事故率が下がります。
そのまま聞ける質問
迷ったら、次の順番で進めると失敗しにくいです。
この流れなら、安さと安全性のバランスを崩さずに、決断まで進めます。
見積もりで損しないコツは、交渉テクよりも「比較の設計」です。
条件を揃えて3社、そして総額だけでなく、追加条件と補償を見て決める。
これだけで、引っ越しの失敗確率は大きく下がります。
次は、相見積もりがラクになる「最適な社数と基準」をさらに掘り下げます。