冷蔵庫は「当日なんとかする」が通用しにくい家電です。
理由は、霜取り→水抜き→乾燥に時間が必要だから。
ここをサボると、運搬中の水漏れ、庫内の臭い戻り、床濡れなどが起きやすくなります。
結論:冷蔵庫は“前日スタート”が一番ラク
- 前日:食材を減らす→電源オフ→霜取り→水受け確認
- 当日:庫内を拭く→棚の固定→コードまとめ→搬出
目標:「運搬中に水が出ない」「新居で臭いが残らない」状態にして運ぶことです。
前日:まず食材を“計画的に減らす”
電源オフを焦ると、食材の避難で詰みます。前日までに“減らす設計”をしておくと安全です。
- 前々日〜前日で、冷蔵庫の中身を食べ切り寄せする
- 残る分はクーラーボックスへ(保冷剤は多め)
- 冷凍品は最後まで残し、保冷力として使う
前日:電源オフ→霜取り→水受け(床濡れ対策)
- 冷蔵庫のコンセントを抜く
- 庫内の食材を避難(冷凍は最後)
- ドアを開け、霜を自然に溶かす
- 床にタオルを敷き、漏れそうならトレイで受ける
やってはいけない:刃物で霜を削る(庫内を傷つけて故障原因になります)。
水抜きの要:水受けトレー(蒸発皿)の確認
機種によっては背面・下部に水受けトレーがあります。霜取り中に水が溜まるので、確認しておくと安心です。
- 背面下部にトレーがある機種:溜まり具合を確認
- 構造が分からない場合:床側のタオルを厚めに敷いて受ける
当日:庫内を拭き上げて“臭いの種”を消す
水分が残るほど、臭い戻りやカビ戻りが起きやすくなります。
- 棚・ケースを外せるものは外して拭く(可能なら軽く洗って乾かす)
- 庫内は水拭き→乾拭きで仕上げる
- ドアパッキンの溝は汚れが残りやすいので重点的に
棚・ケースの固定:割れ物は“別梱包”が安全
ガラス棚は振動で割れます。外せるなら外して別梱包にするのが安全です。
- 外せる棚:プチプチで包み、段ボールに平置き
- 外せない棚:中で動かないよう固定(テープは本体に直貼りしない)
運搬:基本は“立てたまま”
- 冷蔵庫は立てて運ぶのが原則
- 横倒しは最終手段(設置後すぐ通電しない方が安全なケースがある)
迷ったら:業者に「運搬姿勢(立て運び)」「設置後の通電目安」を確認すると安心です。
コード・小物:袋にまとめて本体へ
- 製氷皿・棚の小パーツ・説明書などをジップ袋へ
- 袋に「冷蔵庫」と書く
- 袋を背面や側面に養生テープで貼る
前日から逆算:最短タイムライン
- 前日昼:食材を最小化(買い足しを止める)
- 前日夜:電源オフ→霜取り開始→床濡れ対策
- 当日朝:拭き上げ→棚固定→搬出
冷蔵庫だけは「早めに動くほど勝ち」です。
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